本筋と関係の薄い細部で好きなとこもあったけど、やっぱ駄作かなぁ。おいしい話過ぎる。危ない感じのヒーローの印象とナレーションが噛み合わないと思った。ヒロインの一人称で書けば良かったのに。最後までキスしかしない(！)んだけど結構ドキッとした。なんかヒーローにエロスを感じてしまって。全然好きじゃないけど。美貌の2人が悪役の容姿を揶揄するシーンは胸糞悪かった。でもヒロインは頭を使わない人だしヒーローはちょい悪なんだから仕方がない。

素敵な導入部を再読してやっと「他にはなんの飾りもいらないの」の含みに気づきました。後半、花束を抱えて街を行くところもとてもドラマチック！他のハーレ小説で肉食同士淫らに始まる話を2作読んだ後だったこともあり、仕事ぶりに惚れ込まれ共に大事なイベントを成し遂げるストーリーが清々しかったです。ただ、ポルノから遠ざかって行くと余計にヒーローキャラのつまらなさが気になってしまうかも(私の好みの問題だろうか？)。終盤の歯の浮くようなセリフが刺さらない。一方、女性キャラには大満足でした。それぞれ対照的なヒロインと王女、幼い少女の愛らしさは眼福です。ちょこっとあったギャグ絵も楽しい。

大陸の大自然！歓びのヒロイン横顔も美しく！ちゃんと私生児を養えるデザイナーのヒロイン。授賞式での気丈さに心を打たれました。ヒーローの亡き妻も優しげな笑顔が心に残ります。ヒーローにはあまり面白味を感じませんが、「おいで　アンディー」と初対面の息子に手を差し伸べるシーンは素敵！富とセックスアピールとまあまあの良心を兼ね備えた彼は魅力的なパートナーであることでしょう。ラストシーンも惚れ惚れします。欲を言えば、ヒーロー娘をイメージしてデザインした服、思い出のアボリジニとのシーンも見たかった。最初あっけなく感じた闘病シーンは再読では気にならず。でも何となく、私のお気にの緒形ハーレ程は良くないかな。

ヒーローのセリフにありますが、本当にヒロインの可愛らしさで読めました。お家やお庭も素敵で。ヒーローが「感情をコントロールすることにより成功に導いてきた」→素直になってハッピーエンド、という筋書き。ヒロインの危機で愛に目覚めるところが少し“弱い”と感じました。いくら可憐で清楚でもハウスキーパーと貴族の大富豪ではちょっと… これでもっとヒーローが年寄りだったらアリかも。

他所の電書で読んで見ました。 可憐で品のあるヒロイン！近衛？の女性も素敵です！ 私はこういう作品のヒーローよりハウスキーパーに興味があります。今回は強面な方。もうちょっと手強くてもよかったのですが、プリンセスの人徳ってやつですね。あとページ数？ 青い百合をカラーで見てみたくもありました。 作画に改善の余地があるとすれば、新生児の顔でしょうか。少し育った子は激カワです。 すごく理想を言えば、死んだ恋人だけを愛し続けて欲しかった。でも本人が幸せならね、まだお若いですしね。

途中でギブアップし、後々疲労困憊ながら寝付けない時に手に取って読了しました。お互いにドストライクで実はとてもお似合いだった２人。情熱にあらがえずやがて愛し合います。ただこのヒロイン、イケメンに弱すぎでは？と序盤を読んで感じ。元彼も美形だったの？結局、元彼の容姿は明かされません。もっとハイレベルなヒーローとハッピーエンドの筋書きで、ヒーローもヒロインの母も元彼を否定します。でも元彼と付き合う時にもっと慎重になれなかったかな？教養や社交性は抜群というヒロインですが、私としては過去の恋愛を反省してほしかったです。

他サイトで購入。ヒーロー父、何言ってんの！(笑)むっつりスケベっぽいヒーローも真顔で色々キザエロいことを・・・ 近年の緒形ヒーローより味のあるお顔。やっぱり最近の作品の方がお上手ですけどね。ヒロインが何故死んだ夫の写真をわざわざヒーロー実家のギリシャまで持って行ったのかわからなかった。愛し合っていた訳でもないのに。原作には書いてあるのかな？ホットなシーンのヒロイン「溶ける」のとこの表情が素敵！ホットシーン4ページぐらいある割にはエロいというほどでも。

紙のが出たので購入。最後2人が素直になるのはお約束。ヒロインが不遇の過去にも「愛してくれた人はいた」と思い出し(よかったよかった)、クライマックスへ。私的にはもうちょっとヒーローの打算やヒロインの職業的成功による自信がクローズアップされてもよかった。読み手が察すればいいだけかな。ストーリー的に『愛の歌』の方が合うと思う。

ヒーローがただのコックの息子だった頃から愛していたヒロイン。ヒーローは成り上がって自分を嵐ヶ丘のヒースクリフになぞらえますが、ヒロインは嵐ヶ丘のキャサリンより清楚で一途で、私はこういう話好きです。美しい姉さんのビッチっぷりがウケます。しれっと2人の結婚式には来ていて大人。原作者は違うけど緒形先生の『忘れえぬ情熱』に似ていると思いました。ホットなシーンのヒロインの表情に惹き込まれます。

読みやすい漫画。ホロっときたりニコッとしたりで良い気分転換になりました。ホットなシーンも抑制的でありながら難しそうなアングルに挑戦されていて見応えが。ナイフで刺されながらもレイプは未遂で初恋の人と結ばれて本当に良かった！未遂シーンはさらっと回想で出てくるだけ。必死で抵抗するところを見たくもありました(エロ目的ではないですよ)が、読んでて辛くなっちゃうかも知れませんね。ジュエリーショップの展開が甘いと思う。枕はしてなくても女を利用しているように見えるし、レイプ犯に懲りた筈が１人で寂しい海岸へ・・・。☆4はつけられないかな。

終盤の養女との出会いがとっても素敵！ヒーローと前妻との話もとてもドラマチックで、ヒーローはヒロインに色々言うけど前妻も愛していたかもと思ってしまいます。別れる別れないの繰り返しで、理由は嫉妬や不妊なのですが、スッと理解し難いと言うか。ヒロインのアーニャとリビーの見分けもつき難いし。火の鳥の本番シーンはとても美しいです。

紙で読了。未亡人の再婚ストーリーとしては前夫を愛していなかったという点が好みです。3組のカップルが成立する大団円で、ちょっとダメなキャラでも幸せになってほしい人にはオススメ。とは言ってもヒロインのエデンはとってもいい子ちゃん。「妹達をなんとかしてあげて！」という気持ちで読みました。エレノアとロブのベッドシーン(イメージ)はもうちょっと大胆でよかったのに・・・でもイメージ主がエデンですからね。ロブと前夫がなんだかエロチックでした。

よかったあ！大人の娯楽作品だけど、こういうエロスを子供の頃の自分に見せてあげたかった。女の幸せを得た朝の多幸・充実シーンが感動的だと思っていたら、ヒーローも感動だったって言ってて。勧善懲悪と家族再会もきれいににまとまっています。ヒーローお姉さんとの再会シーンで少し泣いてしまいました。グッタリしない涙でグッド！一生読み続けるかも。

少し日本が出てきて嬉しいです。ページに余裕があったらミキモト氏の愛人に会うシーンが見たかった。「だまそうとする奴には思い知らせてやる」「苦しみのないよう一瞬でお願いね」とか言ってたわりにヴァージン仄めかしの嘘に大してお咎めもなく。甘々だなと思ってしまいました。よく読み返してみると、レオはそれも自分の罪への罰だと自責していて。レオとカリスタ、お似合いで素敵でした。でも過去に☆4にしたものほど良作ではないかな。［追記］読み返してみたら結構いい。カリスタがしっとりしていて眼福。☆4に変更。

ベラがすごく好みで次第に情がわいたみたいだけど、富豪が結婚相手に選ぶような女性ではないと思う。物語上は、一度に複数の女性と付き合わないというマイケルのこだわりから好きな女性との結婚という流れのようですが。おばさんの恋人を見てふと思ったけど、緒形先生の描くヒーローは美麗なんだけど、脇役の外見の方が味があって好きです。あと、瞳のアップが表情豊かできれい！

すごく好きです！シンプルな情愛が伝わってきます。 ウィローは面食いだってだけじゃなくて、テオドルのことが凄く好みなんじゃないかな、と思いました。その後ずっと独りだったし。 私生児を産んでから大金持ちの父親が求婚してくるなんて都合のいい話みたいだけど、ウィローは売れっ子作家になれたからお似合いだと思います。 息子のスティーブンがすごく可愛くて！お父さんとの初対面は感動でうるうるしました。 あと、漫画が読みやすくて良かったです。 この作品の頃、瞳の描き込みが細かかったようで、キラキラ瞳フェチとしては大満足です。