吹雪で立ち往生した旅人たちを館に受け入れた夜、館の女主人が突然死。その死の疑惑をヒーローとヒロインが協力して解明する物語。ラストの方で崖のシーンもあります。 ヒーローの友人として登場するルーク（キングスリー子爵）は『六カ月の花嫁』のヒーローです。

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この作品にはアニー・バロウズの他の作品にも登場している人物がたくさん出てきます。チェプストウ卿は『子爵の贈り物』のヒーロー。ハヴロック卿は『子爵の理想の花嫁選び』のヒーロー。モーガンは『放蕩子爵の改心』のヒロインの義理の息子。チラッと出てきたレンズバラ侯爵は『侯爵と屋根裏のシンデレラ』のヒーローのレンズボロウ侯爵だと思われます。（翻訳者が違うので異なる表記になったのだと思われます。）『伯爵の花嫁候補』で端役として登場した人物も出てます。

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読み返す気にならなかった原作が小越マジックで素敵にコミカライズされてました。

原作既読です。あの内容を125頁でよくここまでまとめたなと感心しました。ヒストリカルを125頁でコミカライズって一体誰得なの？作画担当者でも読者でも無いですよね。

背景無しのコマが多かったです。人物描写も粗っぽかったです。いつもの作品に比べて書き込みがあまりに少なかったです。『締切が厳しかったのかしら？』とか『アシスタントさんが突然辞めちゃったのかしら？』とか色々考えてしまいました。

幸田先生の軽快なテンポのコマ回しが好きです。

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原作に忠実にコミカライズされる黒田先生の作品が好きでしたが、最近は絵がどんどん雑になっていってるので、とても残念です。

お腹が痛くなるくらい笑いました。

作者が同じなので盗作にはならないんだろうけど…。中盤以降、コピペしたのかと思うくらい既刊『公爵と家なきシンデレラ』と話の展開が同じなのでビックリしました。なんでこんなことしたのか作者に聞きたい。

あまりに評価が低いので購入するのを止めるべきかかなり悩みました。最後まで読んだけど、特に問題ありませんでした。

話の展開がダラダラしていた原作に比べコミックスはテンポが良かったです。不要なエピソードは省かれ、物語により説得力を持たせるエピソードが追加されてます。登場人物のキャラ設定もしっかりと練り直されていて好感度がアップしています。けれど、残念なことに、以前の作品に比べて作画が荒くなっているように感じました。更に細かいことですが、ヒロインが野菜を刻んでいるシーンの絵は間違っているし、プールサイドにあるジャグジー？（巨大な灰皿に見えた）の位置が前と後で違っていたり…作画にかける時間があまりないのでしょうか？

確かにヴェネチアへデートに行きましたが、ヴェネチアならではの出来事があった訳でも無いので、何故邦題が『ヴェネチアの憂鬱』になったのか謎です。作品自体は人物・背景など細部まで丁寧に描かれており、ストーリー運びも過不足無く良かったです。

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丁寧で可愛らしい絵柄の池沢先生。今まで原作との相性が悪く残念でしたが、この作品は相性バッチリ文句無しに面白いです。

ロマンスよりサスペンスの色が濃い作品。作品紹介に【「あなたとの結婚は、お金のために身を売るようなものだわ！」そう叫ぶ彼女に、ルークは意味深長な笑みを浮かべて言った。「勘違いするな。君に対して夫の権利を行使するつもりはいっさいない」】とありますが、このような感情剥き出しのやり取りは出てきません。H/H共に感情を隠すのが上手いせいでお互いの思いに気が付かず、焦れったくなります。

及第点はクリアしてるんですけど…藤田先生の作品として見たらかなり期待外れでした。ヒーロー＆ヒロインに全く主役オーラが感じられないのが一番のマイナスポイントでした。冒頭ヒロインがシンシアなのかエイドリアンなのか暫く判断出来なかったし、エイドリアンとわかってからも『えー？ホントにこの人がヒロインなの？』と納得出来ず数ページ戻って読み返してしまったくらいです。

読む前に想像したのとは全く違う内容だったので混乱しました。他の方のレビューで雑誌の表紙の転用と知りましたが、編集の方は読者を馬鹿にしてるんですかね？仮にも単行本として販売するのだから、その作品オリジナルの表紙を描いて貰うくらいの手間暇と費用をかけるべきでは？

「幸せをさがして」のH/Hが本作ヒーローの親友夫妻として何回か登場します。ヒーローから恋愛感情抜きの結婚を持ち掛けられたヒロインは『いつの日かヒーローの気持ちを自分に向けてみせる。』と決意して、承知するのですが…。穏やかな作風のベティ・ニールズ作品の中でも群を抜いて焦れったい作品です。

まるで着せ替え人形みたい。色鉛筆持ち出してぬり絵したくなるようなキレイな絵柄。好き嫌い別れるかもしれませんが、私は好きです。ストーリーはよくあるギリシア傲慢ヒーローモノかと思いきや…ヒーロー自分でも突っ込んでるけど…ヒロイン相手に傲慢になりきれないところがあってマイルド味でした。

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ストーリーはハッピーエンドの説得力が無いのが難点。作画ですが、キャラクターデザインは良いと思います。けど…身体の動きが硬くてベッドシーンに色香が全く感じられません。ＨＱヒーローの傲慢な言動をヒロインが割りとあっさり許してしまうのは、セクシャルな結び付きが強くて、理性が働きにくいという面がかなりあると思うのです。それと…一番気になった点は背景があっさりし過ぎ。調度品など細部の描写が無いので、ゴージャス感が感じられません。【編集さんへ一言】ＨＱコミックスは誤植や誤字があまりに多過ぎです。読者を馬鹿にしているとしか思えない。ちゃんとチェックして下さい。

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