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- 待望の新作♡ 5
- Blue 2024/03/06 このレビューを 17人の方が参考にしています。
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ハザマ紅実先生の新作、それも原作者はべティ・ニールズ。ハザマ先生の作品の中でもべティ原作からのコミカライズが特にお気に入りです。ハーレクイン初期の頃から、べティ原作をご執筆。今作も定番のべティとのタッグで読み応えがありました!長身ということにコンプレックスがある奥ゆかしくも可憐なヒロインと、そのヒロインに心惹かれて一生懸命アピールする不器用なヒーローがとても初々しかったです。ヒーローからの深紅の薔薇の花束、読んでいて私も受け取ってみたくなりました。また、新作を読みたいです!
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- 作者&原作者ともに大好き♡ 5
- カプレーゼ 2024/03/06 このレビューを 15人の方が参考にしています。
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ハザマ紅実先生の作品が大好きで全作品読んでいます、新作心待ちにしておりました!小説はベティ・ニールズの作品が好きなのでこのお2人のタッグ作品をスルー出来るはずありません(*^^*)今回雑誌を購入した読み終えたところです。ハザマ先生のヒロインの優しさと暖かさが滲むホワンとしたお目目が大好きです、今作品でも健在で読み始めて直ぐに物語へ引き込まれました。スラリと背の長いヒロイン、謙虚でちょっと鈍感なところもあり、またコンプレックスからヒーローの気持ちに気づきにくいのですが、クド過ぎることなく恋愛音痴は2人の関係として流れていきます。ライバル的存在はおらず、お似合いな2人を周りはみんな応援しているのでとても安心感がありゆったりとした時間の中で育まれる関係が素敵です。ありきたり、何処かでみたような、という感想を書かれていた方もありましたが私もそれが好きで求めている物なので大歓迎です♡ 大きな大きな、大き過ぎるほどの真紅の花束がヒーローの気持ちの現れで微笑ましいです。またストーリー全体に満ちる暖かい空気感はハザマ先生ならではと思います。素敵な作品をありがとうございます、またハザマ先生の新作にお目にかかれる日を心待ちにしています!
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- 作者買いです。 4
- ももはちろう 2024/03/06 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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私のベストペアの一組なので買いました。穏やかな気持ちで優しい話を見たい時には良い作品です。 毎回何処かで読んだ気がするのはHQじゃ当たり前(笑)と自分の中で言い聞かせてますが今回も持ってたっけ?位ありがちな話です。だからといって嫌では無いのですよ!ただ何となくこなれすぎた感は否めないですね。先生も描くの大変だったのかも?とさえ思ってしまう作品でした。でも大好物なんです。
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- 【ネタバレ】言葉が足りない 3
- ユーノ 2024/03/04 このレビューを 3人の方が参考にしています。
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しっかり言葉に出して伝えないと ヒロインに伝わらない。 自分のコンプレックスからの思い込みもあるようだけど。
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- ハーレの世界ならではの♡ 4
- らいな 2024/03/03 このレビューを 1人の方が参考にしています。
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身分違いでも、ハーレの世界ではハッピーエンド♪ 絵も綺麗だし、シリーズ3作?読破して登場人物の関係性を整理したいと思います(笑)
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- 待望の最新作♡ 5
- Blue 2024/03/03 このレビューを 21人の方が参考にしています。
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首を長くして待っていた甲斐がありました!今作も麻生先生と原作はリン・グレアム先生の最強のタッグで読み応えがありました。父親の為に愛のない結婚をしようとしていたヒロイン。あらゆる苦境から救い出してくれたヒーロー。世界屈指の億万長者でありながら、覆面画家でもあるというちょっと変わった設定もよかったです。ギリシャ神話の冥府のハデスのような素敵なヒーローと妖精のような愛らしいヒロイン。最後はもちろんハッピーエンド。ヒーローが創作意欲をかき立てられて描いたヒロインをモデルにした絵も見所です♡
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- 王道のハーレクイン♡ 5
- Blue 2024/03/03 このレビューを 11人の方が参考にしています。
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作家様買いです!記憶喪失物でシンデレラストーリーのハーレクインです。事故により記憶喪失になってしまったヒロイン。離婚調停中のヒーローが妻と入れ替わってしまったヒロインに違和感を覚えながらも惹かれていく過程が見事に描写されていました。純粋で優しく健気なヒロインに思わず感情移入してしまいました。クール―でセクシーな麻生ヒーロー。傲慢だけど心優しいところにも胸がキュンとしました~♡
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- シリーズもの? 4
- らいな 2024/03/01 このレビューを 1人の方が参考にしています。
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可愛らしい作風で、ドロドロな愛憎劇もなくサラッと読めましたw
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- お花飾りをつけるのが好きよね 2
- しまねけんみん 2024/03/01 このレビューを 1人の方が参考にしています。
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この人の、すごい面白いのを前に読んで(なんかファンタジー物)好意的に読みたいとは思っていたけど、毎回毎回、裏切られる感じ。絵って、決してうまくないよねって、気づいてしまったのもあるかな。髪の毛が多いし、キメ顔たくさん書いてるけど、きまってないっていうか。。。
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- 1年限定 2
- しまねけんみん 2024/03/01 このレビューを 1人の方が参考にしています。
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提案が1年限定のロンドンでしたね。なんか、そのあとの展開が、描かれてないけど不幸を繰り返すんだろうなと思いました。私は心が狭いのですが、人を助けるのは、わざわざ周りを不幸にして遠いところまで行かなくても、身の回りにも困っている人は山ほどいるのにと、思うことがあります。まぁ、恵まれた国の不幸と、恵まれない国の不幸を比べよというのはそもそも大間違いなんでしょうが。それでも、身内を、娘を犠牲にした代償に、赤の他人の救済をする必要はあるのかな。ヒロインの服を着た貧民の絵に、ヘドが出るほどむかつかされた。他人の優しさも犠牲もわからない他人のために、なぜ不幸にならなきゃいけないのかな。ヒロインかわいそう。
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- 【ネタバレ】ドキドキしましたが、結果は良かったですね。 4
- ももはちろう 2024/03/01
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強い女性ですね。思ったより周りの人が良い人で良かった〜記憶を失う前よりも記憶喪失後の彼のほうが良い人で好きになっちゃうのは何と言ったら良いのか好みってそんなものなの?って良い人になってるようなので(自分でも理想の人物に〜って話てるので)ついつい「顔?結局は顔なの?」って勝手に思ってます(笑)
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- 若き可愛いヒーローが激渋になった様を見るだけで幸せ 5
- ごそくせんえん 2024/03/01 このレビューを 3人の方が参考にしています。
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身分違いというタイトルはヒロインがお嬢様、ヒーローが労働者階級だから。そんな2人が若き日に愛し合い両親の反対を押しきって結婚。この若さ故の過ち満載の時代をきちんと描いてくれているので、後半の大人になった2人へ心からエールが送れる。 ヒロインは流産、離婚、資産家両親も相次いで亡くなり、独りになり、現在は労働者(苦労して経営者へ)として生きている。お嬢様からの転落で気の毒な状況だったが、そこからの彼女の頑張りがすごい! 数年を経て、経営者として再会するヒーローとヒロインには消しきれていなかった大人の情愛がしっかりと存在しており…! 読んでいて2人の懸命な生き方と、互いへの想いがヒリヒリと感じさせられた。これぞ大人のハーレクイン!
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- 絵は素敵 3
- もも 2024/03/01 このレビューを 2人の方が参考にしています。
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お話がいまいちというか…お互いひとめぼれっぽくて、顔が好きという感じしかしなかったです…。
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- やっぱり岩崎先生LOVE! 5
- SuperLois 2024/03/01 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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『シークに娶られて』のヒーローの友人のお話ですね。 それにしてもこの一連のヒーローたち、不器用すぎてなんだかかわいいです。 待ちに待った岩崎先生の新作が読めてうれしいし、関連作での新作で再度『シークに~』も読み返し、またこちらを読むというぐるぐる読書タイムになってます。 お話の構成も絵力も説得力があって、大好きな作家さんです。 ぜひこれからもハーレコミックを書いてほしいです。
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- 最強ヒーローは無知ゆえに愛も恐れない 5
- グラハム 2024/03/01 このレビューを 10人の方が参考にしています。
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こちらは『シークに娶られて』のスピンオフ。長く待ち侘びていた新作です!最初の登場シーンでは、とても父親の自覚があるとは思えないアリク。彼とは対象的に、自分のアイデンティティーの中心に母親としての役目を置くジェイダ。読み進めていくと、常にジェイダがアリクを振り回しているという構図に気付きます。あれ程の実績ある戦略家が、一人の女性に(或いは二人のレディに)ペースを乱され続ける姿に和みます。アリクが愛を否定したり恐れたりしないのは、愛に関して無知だから。逆にジェイダは愛を知っているからこそ戸惑い、逃げ出すのです。その構図が見事で、さすが岩崎先生の演出だ!と唸ります。前作のH/Hがカメオ出演するのも大きな楽しみの一つ。あのサイードが臆面もなく語る予言のような言葉や、誰が一番幸運な男なのかを呟く場面には心踊りました。作中のフランス語の翻訳もお勧め!絵のお力も借りて解読出来ます。
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- 絵は好き。でも今回はブツ切れ感強し。 3
- しまねけんみん 2024/02/29 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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途中、ページ読み飛ばしたかな(電子書籍なのに)と思って戻った箇所があった。なんかブチブチ途切れてる感じでいまいち入り込めなかった。
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- ガショガショ…爆 5
- さつき 2024/02/27 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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いやあ、最後のガショガショに全部持っていかれました。 何度も読み返している大好きな作品です。 テオがメインの作品もとても素敵なので、お勧めです!
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- スピンオフだったんですねーーー 4
- ぴの 2024/02/24 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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幼馴染の兄的ポジションヒーローの恋心の覚醒にキュンとしますw じわじわ〜っと心に沁みてくるストーリー、安心して読めます♪ 他の方のレビューでスピンオフと気づきましたw
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- 表紙とイメージが違うがとても良い 5
- 大架 2024/02/23
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舞台はナポレオンが流刑後の1812年。 ロシア皇帝の英国訪問に随行する男装の軽騎兵士官ヒロインと、一行の接待役を仰せつかった公爵の悩める恋最高ですね。 ヒロインが職務に邁進&一部を除きほぼ男装なのが良いです。ただ、区別をつけるためでしょうが、ヒロインは軍人なのだしもう少し中性的な口調にして欲しかったな。 そして彼女のモデルとなった実在の人物(Nadezhda Durova)がいるというのが凄い。 ロシアのアレクサンドル1世やカースルレー子爵、ブリュッヒャー元帥もチラッと登場します。
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- 【ネタバレ】階級違いの恋 5
- チェリー 2024/02/18
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嘘をついてまで彼との縁をつくった彼女は罪人でしょうか?! でも、それが「罪」となるかどうかは、「王子様の判断」ということになるのではないかな? 「王子様」が「恋が成就するためのカワイイ嘘」と判断したならば惚れた弱みということで何も罪にはならないかも? 確かに、主人公が「階級」を偽るために「嘘」や「詐欺まがい」の行動は確かに褒められるものではありません。いつかはバレるもの。 でも、「王子様」は彼女の気取りの無い「普通さ」を気に入っていたのであり、別人に成りすました彼女を求めていたわけではなかった事が後にわかります。 つまり、本来の「彼女自身の笑顔と天真爛漫さ」と「ルックス」が超タイプだったということ。持ち物やブランド品や高級車に惹かれたわけでも何でもない、「彼女の本質」を彼は愛したということです。 こうなって始めて、彼女は「取り繕った詐欺まがいの嘘」がなんの意味も無かったことを知ります。 しかし、「この詐欺まがいの嘘」が無ければ彼との接点も無かったわけなので、「必要だった嘘」とも言えますね。 こうした「階級違いの恋」って実は貴族王族が居ないはずのアメリカでは意外にも、ほとんど無い文化なのです。 さらに「宗教や人種」が複雑に交差し、「クラス(階級)」が違うと恋愛も生まれにくいのが現代のアメリカ。 だからこそ、こんな恋愛成就のハッピーエンドが素敵に映るのかもしれません。
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- 読んでみてください 5
- ごそくせんえん 2024/02/15 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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ラストのシーンでは涙があふれて読めなくなった。 ヒーローは目が見えない設定で、ヒロインのジュリアはサポートをする専門家としてヒーローの元へやってくるので、最初から何かと身体の距離感が近い。その上、高山繭先生のコミカライズでは、彼の顔のアップが多いので、サングラスをしているヒーローの眉間や口元、顔の角度などで、現段階での二人の距離感や関係が読者に手に取るように伝わってくるのが凄かった。 哀しい過去をバネに力強く活きるジュリアへも心から賛辞を送れる。 ああ、もう文章で説明をすることなそない感動作。読んで!
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- ト書きがおおい 3
- とむ 2024/02/12 このレビューを 2人の方が参考にしています。
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マックスもクロエもとても魅力的。心の動きの説明が多かった。これもありかと思ったけど最後のページの説明は長すぎかも
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- もう少しヒーローの気持ちも知りたかった 4
- ろびん 2024/02/12
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ヒロインの心理描写は丁寧で、両親の自分への気持ちを知った時とか結構ぐっときたんですが、ヒーローのヒロインへの気持ちがもう少し描かれていた方がラストもう少し感動できたのになーと思いました。元々ヒロインに惹かれていたから結婚話にのったんだろうなとは想像はつくけど、少しその辺の描写が少し物足りなく感じた。絵はそんなに気になりませんでした、ヒロインスタイルいいなーと思った。
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- 生還した英雄軍人の旦那様に離婚すると言ったら惚れられました 5
- ごそくせんえん 2024/02/10 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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他の方が描いていらっしゃるように、衣装やヘアスタイル、内装や街の描写が素晴らしく、19世紀イギリスの世界に浸りまくれます。今回久しぶりに読み返したのですが、ヒーロー、チャールズの妻への、ちょっと執念深いくらいまでの愛情の強さに最高に滾りました!今の言葉で言うとジレジレの両片思いカップル、執着ヒーロー。自立した考えを持つ大人の女性となった妻に改めてベタ惚れになりつつ、必ず妻ともう一度心から愛し合うようになる!と決意するクリミア戦争の英雄チャールズの漢ぶりに拍手です!
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- 幸せだ~ 5
- UMIYASHI 2024/02/08 このレビューを 8人の方が参考にしています。
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葉月先生の新作が雑誌掲載ということで発売日に購入しました。語るまでもなく最初から最後まで映画のようにHQの世界を堪能できました。先生は久しぶりの作画ということでだいぶ手間取ったと雑誌コメント欄にありました。生みの苦しみがかなりあったんだなと感じましたが、私は待ち望んでいた新作にあえてとても嬉しかったです。描かれている人物の全てが表情豊かで魅力的であり、様々な構図を用いることで自然な動きを感じます。個人的にはヒロインとヒーローの「手」に注目してほしい。手の表情がとても豊かです。ヒーロー並みに活躍するワンコも頼もしくそしてカワイイ~!一般読者のみならず漫画を描く方にも読んでほしい作品です。
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- 熱く、揺れる眼差し 5
- グラハム 2024/02/08 このレビューを 11人の方が参考にしています。
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クロエを見詰めるマックスの瞳には、最初から熱い情熱が宿っていました。母親に支配され夫に蔑ろにされるクロエに、心の中で新しい名前を授けるマックス。それは単なる庇護欲だけではなく、自分の信条さえ変えるほどの甘くしなやかな愛おしさから生じる感情でした。でもその全てを認めて引き受ける迄、彼には少し時間が必要だったのかもしれません。そして覚悟を決めたマックスの力強く誠実な行動力が、クロエと読者を幸せに導いてくれるのです♡
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- 【ネタバレ】まさにダイヤモンドの様なお父様 5
- ガラスの靴をあなたに 2024/02/07 このレビューを 3人の方が参考にしています。
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ほんとうにラルフ=ダイヤモンドという「父親」が好きです。 彼は女性にとっての理想の父親像の完全体ですね。 ・ドレスも宝石も金銭も家も何もかも与えてくれる ・だが、決して見返り(セッ…)は求めない ・ただただ無償にして無上であり無限の愛を与えてくれる 父親が生まれた時からいなかったヒロインに最高の父親が現れてくれたのが嬉しいです。 そして、ヒロインのサロメという名前も最適解ですね。 サロメは戯曲の影響で悪女の代名詞として最も有名な女性になってしまいましたが本来のサロメは清純・可憐そのものの無垢な女性なので(そもそも彼女はヨセフスが著した【ユダヤ古代誌】によれば洗礼者ヨハネの首を所望などしていない) 「財産目当ての悪女」と噂されているが本当は純粋で少女の様に可愛らしいヒロインは誤解されているという点においてまさに「サロメ」です。 あと其れからサロメはお母さんの無邪気さを完全に受け継いでいると思います。 ラルフから貰った慰謝料も宝石も何もかもを寄付して手放す理由が「ラルフとの結婚を愛の無い偽りにしたくなかったから」という事からもファンタジーの妖精めいた無垢さを持っている女性だと解ります。 そしてヒーローが「嬉しいね!!」と叫んで抱き締めた時のサロメの顔が母親そっくりな表情になっている姿を見て『あぁ、やっぱりサロメは少女の様な母親であるモリ―の愛らしさを受け継いだ娘なんだな、其れはモリ―がサロメの事を自分に出来る精一杯で愛して来たからなんだな』と思えます。 最高の父親と母親がいるサロメが最高の夫となる人に出逢う。 読んだ人にもこんな幸福がやって来ると良いですね。
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