評価の低い方が多いのは、ヒーローの愛情や思いやりが間違った方向に向かってどんどん突っ走ったからだと思います。ヒロインはほんと、ずうっと不安だったろうなあ。愛情を信じないヒーローに見えて、実はすごく純粋な愛を抱えていた、っていう物語の山場はそれなりに素晴らしいんだけど（ある意味ハーレの王道）、ヒロインにとってどうなのよ？と思えてしまう。ヒーローの選択はとても辛かっただろうなと思えても、でも共感はできないかな。 ヒロインが、けなげで可哀相。ラストをハッピーエンドと取るかどうかは難しいところですね。物語のスタート時のヒロインに比べればハッピーになったと思いますが。

絵は普通に受け入れることができるのですが、主人公やそのまわりの人物の感情の起伏や表現の描き方がとても残念です。 （おそらく）原作にある台詞だけがコマに沿って吐き出されている感が否めません。 数コマ先の発言が、何故そう急展開気味なのか、絵から読みとることが難しく、読み手が置いていかれていくような感覚です。

４巻という長さに合う、魅力的な要素がたっぷり詰まった作品でした。ハラハラ、ドキドキはもちろんのこと、自然と笑みが出てくる場面もたくさんあります。ストーリーが特徴的なので、一度読むと話は覚えてしまうのですが、主役のキャラ（絵）もとても素敵で何度も読んでしまいます。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

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ふつうのハーレクイン本と違って、社会派ともよべる内容なんですが、でもこの本を支えてるのは、やっぱり、このカップルの魅力だと思います。イーサンはかっこいいし、コンプレックスをもちながらも頑張って来たライラもすごく素敵です。 アルツハイマーという病をなぜライラがにくみ、一所懸命にチャリティに取り組んで来たのか、寄付に協力的だったイーサンにとって、それはどんな病なのか。それがわかったとき、泣きそうになりました。自分の身に置き換えて考えたりもしました。 互いに支え合う心を持ったふたりのこれからが楽しみになる、読んで良かったと思える本でした。

ヒーローが途中までなんだか頼りなくて、「…女の外見に騙されてしまうようなおバカさんなの？」と不安にとらわれつつ読んだのですが、ヒーロー母の人を見る確かな目や、思いやり深い性格などがしっかりと描かれていて、とても好ましく思いました。ヒロインが幸せになるカギは、このお母さまが握っていると言っても過言ではないでしょうね。その意味で、なかなか面白かったです。

甘いロマンスはもちろんの事、藤田和子先生によってパラノーマルという新天地の開拓もされた記念すべきレイントリー。絵はもちろん美しいし、読み手を唸らせるツボはご存知の様子（笑）今後もハーレクインたくさん描いて欲しいですね。私はダンテが一番好きです！

初恋の人にこのように愛されてヒロインはとっても幸せだと思う。 いろいろな事情があっての誤解だけれども、こんな素敵なヒーローに ここまで想われ、愛されて幸せすぎるヒロイン。 少しだけヒーローが気の毒に思うところもあったがそこはハーレクインのハッピーエンドでよかった。ヒロインがあまりにも幼稚なところが読者としては頭にくるんだけど、ヒロインのことが大好きなヒーローにはきっと愛しいのでしょう。 原作既読ですが上手に漫画化されたと思います。年齢差についてだけが原作と違うのが気になりました。あまりにも年齢差があるとロリコンになるので、これは原作通り６歳がよかったかも。何度読んでも切なくなります。

原作者であるスーザンさんも絶賛している麻生先生によって描かれた渾身の力作です。惹かれ合っているにもかかわらず立場の違いにより、お互いを尊重して我慢しているところが手に取るように伝わり涙が...そこをヒーローの母が助け舟をだしてくれいい展開に..王族といえども子供の幸せを願うのはどの母親でも同じなんでしょうね。黒髪長髪のクールでセクシーなヒーローと華やかなヒロインに可愛い赤ちゃんと読後感爽快でハッピーな気分になりました♡

傲慢男が大好物なので日高先生の逞しくてセクシーな男性に毎回胸がキュンキュンさせられています。頁数の為に割愛しなくてはいけないのは原作付きのハーレクインならでは。

等身大の物語で泣けてしまった。ヒーローもヒロインも生い立ちによって幼少の頃に大変な苦労をした。その結果今の自分達が確立したところにとても共感が持てた。２人を応援したくなるようなそんなハーレクインでした。

綺麗な絵で男女共に描かれていました。 碧ゆかこ先生の都会的な男性もとってもかっこいいです。

久し振りに情熱を感じるヒーローのハーレクインの作品を見事に 橋本先生が描かれてましたね。

リンダ・ハワードさん原作のサスペンスがあるロマンス。 ロマンスだけももちろん好きですが、なかなか面白かったです。 サスペンスのハーレクインという事で普段の甘いロマンスのハーレクインとはかなり違う趣ではありますが、著者は原作を上手に漫画化されたと思います。サスペンスという事で信用できない登場人物もいるだろうし。 碧ゆかこさんの絵柄も大好きなので今後も期待しています。

画力、構成、設定など完璧の村田先生。あまりの面白さに３巻一気読みです。感動の連続で思わず涙が出ました。紙書籍でも購入した作品です。

こちらは村田順子先生の素晴らしいヒストリカルシリーズです。物語の設定とはいえ子供がかわいそうなので本当に泣けてしまいました。しかしそれ以上に最上級の貴族であるウエントワース卿の包容力に読者の私までもが彼の愛に包まれてしまう錯覚をしてしまったほどです（笑）とにかく村田先生の力量にも脱帽です。是非シリーズで一気読みをお勧めします。また村田先生にはヒストリカルのハーレクインを描いてもらいたいです。

涙なしでは読めないくらいの作品。 星合先生の数ある作品の中でも１番心に残ると云っても 過言ではない作品。 登場人物も魅力的に描かれている。原作者であるダイアナさんの典型的な作品の一つ。ヒロインのノリーンには泣けてしまいました。ネコのモスキートも可愛い脇役として活躍。最後はハッピーエンドでよかった。

瀧川先生の作品の中で『初恋はプリンスと』と同じくらい気に入っているのが『涙にぬれた口づけ』です。控えめで内気だけど心優しいヒロインのケイシーに惹かれていくゴージャスなギル。楽しく読めました。

１も大変面白かったのですが、２からはいよいよクライマックスシーンの連続。こんなに感動したハーレクインコミックスは久し振りです。 津谷さとみ先生のふんわりとしたヒロインと素敵なヒーロももちろんの事、物語に完全に引き込まれてしまいました！ 素晴らしい作品です。

初恋が成就するHQ好きです！モリーの一生懸命な気持ちが意地らしかったのに鈍感で素敵なハンサムさんのリアムにイライラ。地味な自分を変身させてリアムが振り向いてくれるものの、そこに悪女で彫刻のようなダイナマイトボディーのロキシーが登場！しかし最後はお約束のハッピーエンド。中山先生の綺麗な絵がこの作品を更におもしろくしています！

秋乃先生の絵柄も好きです。ハーレクインでは男性はもちろんの事、ヒロインも魅力的に描く事が求められます。男女共にきれいな絵で話の内容も面白かったので感情移入が容易でした。初恋が実って本当によかったと思える読後感が爽快な作品でした。

空港で運命の人と遭遇。ヒロインの相手の元婚約者とヒーローの職業が偶然にも同じ弁護士。「ＬＡには弁護士しかいないの？」というヒロインの気持ちもわからなくはない。シャーロットを心配して応援してくれるちょっと粋な友人のルイーズにも好感がもてた。読後感もよくまるで映画を鑑賞しているようなハーレクインでした。

私の印象では誇張してこの意地悪な継母と義妹を描く事によりヒロインのシンデレラ度がアップするのかもしれないと感じました。最後のヒロインの台詞についてですが、読み手によっては受け取り方がそれぞれなので難しいですよね。私はネガティブには受け取りませんでした。「遅かったわね」が違う台詞でしたらまた印象が違うかも。

岡田純子さんの作品に毎回楽しませて頂いています。自分がヒロインの立場ならあり得ない設定ですが、ここはハーレクインの世界ですので。ハーレクインによくあるパターンの復讐が目的なのにその相手に惹かれてしまいどうしようもなくなってしまう。この葛藤を上手く表現されています。読後感ももちろんよいですし、岡田純子さんの描かれるヒーロー、ヒロインともとっても素敵です。

麻生歩先生の描かれるシークも最高にセクシー！ ヒロインは事故死した従姉の子供を自分の子供のように愛情を注ぐ素晴らしい女性です。反対にヒーローの皇太子は従姉との誤解からヒロインには冷たくあたります。それでも時間の流れと共に愛情深く、献身的なヒロインの本当の姿を傍で感じヒロインへの思いが変化していきます。その結果人を愛することに幸せを見出すヒーロー。登場人物を魅力的に描くのはもちろんの事、物語の構成も素晴らしい麻生先生です。何度も読みたくなる大好きな作品です。

物語の設定はありえないですけど話の内容や著者の麗しい絵で満足です。それにしても１０年も放置は酷い。ヒーロー、ヒロインともにお互い一途だったという事なんでしょうね。

他の方のレビューで知りました。かなり前の原作なんですね。 そのせいか、ストーリー運びが懐かしく思ったんです。昔観た洋画を思い出しました。 なので、若い方はスッキリしないラストかもしれませんが私はかなりツボです。しかもヒーロー影ながらずっと見守ってたんですよね… 絵柄も若かりし頃の成田●名子先生に似てて…好きな作品の一つです。

魅力的なお話も、キレイな絵も申し分はなく、読んで損はない作品なんですが、ひとつ疑問が。タイトルに「略奪愛」とあるのは、どういう意味なのかしら？誰から誰を略奪？何度読んでも、そういう内容のストーリーではないと思うんですが。ちなみに原題は、「シークの身代金を払われた花嫁」という意味ですよね。

双子の姉に代わって初恋のプリンスに再会する素敵な物語を麻生先生が上手に描かれています。プリンスとの初恋が実ってハッピーな気持ちに。 自分的にはカラメールの恋物語のシリーズが同じカラメールの夢物語より好みです。