なにか印象的なエピソードがあったわけでもなく、とにかく外見だけのひとめぼれ。夫婦で予約してるのに夫がこなく寂しげだから未亡人と決め付ける。ヒーローの思い込みがちょっと強烈。 再度出会ってからの子供がらみの展開はまだ納得がいくんですが導入部がただの客ナンパ＆ヒロインのやけ不倫でしかない分そこまで執着するような相手か？と思ってしまう。 でもその理由が一目ぼれだから、運命だと思ったですべて解決するのがハーレなんでしょうね。 不倫きっかけにしても一目ぼれじゃなくてもうちょっと心の交流があって弱ってる時にそりゃ惚れちゃうよねと思えるエピソードにしてほしかった。

誘拐双子話は前もあったなーと思ったらシリーズだったのですね。「愛を知ったバルセロナ」を読んでたのを思い出しました。冒頭で「もう君とは会うことはないだろう」と言われたといかにも酷い男に捨てられた被害者風で再会しても相手を責めてたのに、実はヒロインの方から突き放してたってところはナニソレとは思いましたが、全体には盛りだくさんで面白かったです。

子供できたからとられたとは思うよね。再会して妊娠わかってから２週間で結婚してるんだし、多くの女の一人ならともかく鍵渡すぐらいにつきあってはいたんでしょ。 なのに「邪魔者の狙い通りに僕らの未来が邪魔されるなんてまっぴら」という言い草うーん酷い。悪いのはヒーローだよ。 まあ嫌がらせする性格だからヒーローを捕まえきれなかったとあきらめるしかないけどね

母親の経歴を隠してた事、年齢詐称をあれだけ怒るのはなあ。初めてだったのに弟の事も疑い続けてるし。ベットが下手でうまくいかなかったのを弟に揶揄されて激怒に見える。

作画はいくつか読んでるうちに慣れました。内容はあんなふわふわしてて有能秘書にはみえないし、最初っからやる気満々のヒーローの圧が強すぎて母親の支配からヒーローの支配になっただけに思える。でもヒロインは支配されるのに慣れてるからそれでいいのかな？

セベロ＝フランチェスカはいいとして、ラザロ＝ケイトリンといってるけどマルコ＝ケイトリンじゃないの？ラザロとマルコの双子設定はどこに？ ニコロとマルコがいなくて、ドラゴのいる世界。どうなってんだろう？

あの父親まだ懲りてないのね。妹が殴っただけでは足りないわ。 前の夫の件、悲恋に思っていたのでそんな経緯だったのはちょっとがっかり。 でも結婚式には父親はいなくて、ヒーローの妹さんには新しい彼氏ができてるようでよかったわ。

ヒーローの過去は非常に重かったですね。あれぐらいの奔放なとらわれないヒロインじゃなけりゃ打破できなかったという意味で納得しました。 ただヒーローがさっさとヒロインをくどいてるので、重い過去を持つ男というよりは金持ちの神経質さに思えた分、ヒロインのパワーが必要には見えづらかったのかな？

秘密機関の人間が認識しやすい傷があったり、テレビ前にでたりしたらまずくないのかな？

大金持ちに一目ぼれされましたってだけの話だけど、ヒロイン家族が最低だし、なんの改心もしてないし、今後も図々しくたかりつづけそう

弁解せずに俺を信じてくれなかったというヒーロー、たくらむ義母。そもそもの不仲の原因なのに何食わぬ顔で義姉を迎えるヤニス。 その気にさせて子供ができたとしるとさっさとアリアドネを捨てる。義母も手のひら返し。 ヒロインを気に入りながら、妻のいいなりの義父。 愛してるからなんでもありなのがＨＱだけどこれはさすがにラストが急展開すぎ。

その告白はどんな傲慢ヒーローたちより男前でした。 最後のプロポーズはなんて？という質問の答え「僕の猫の名前を聞いてくれくれるかい？」・・・ん、猫の名前なんてでてきたっけ？と読み直そうと最初に戻ったら解決！！

ものすごいすれ違いでしたね。なぜ一言いえないと思うのですが、それがＨＱなんでしょうね。逃げた元婚約者、格安でやってって図々しすぎます。

契約結婚が本気に～と（ハーレでは）ありがちな話なのに。これは、ヒーローがとってもいい男！ヒロイン家族に優しく、誤解されても過去の自分を棚に上げて「なんで俺を信じないんだ！」とブチ切れることもない（笑）ギャグっぽいかなと思ってもちょっとほろっとさせるとても素敵なお話でした。