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- 【ネタバレ】……なんじゃこりゃ。 2
- ごろぞう暮らし 2015/12/04 このレビューを 17人の方が参考にしています。
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唐突に始まる大暴露&懺悔大会に口ぱっかーん、となり、後はあいた口が塞がらないまま終わってしまいました。この解決方法は安易すぎます。そしてひどすぎる侮辱の数々をなかったことにするこの展開にはとてもついていけません…。驚くべきことにこの作品、好感を持てたのはヒーロー母だけ、なんとヒロインの娘達にまで嫌悪感を禁じえませんでした。幼い子って母親の気持ちに敏感なものなのに…。子供が善良でないと本当に救いがないなあ…と改めて実感しました。
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- 珍しく、どっちもどっちな始まりでした。 4
- ごろぞう暮らし 2011/05/08 このレビューを 10人の方が参考にしています。
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ヒロインは、有能な秘書と言われていますが、ヒーローの名前を使うことで、彼に「逃げた花婿」の汚名を着せることになるのをどう考えていたのでしょうか。自分の家族や友人達が、ヒーローに文句を言いにいったりする可能性は高いと思うのですが。常識があったら、迷惑がかからないように架空の名前を使うはずです。それと、ヒーローは何故帰国するのに妻帯する必要があったのか、ぴんときませんでした。信用度や安定という点では、彼が王子であるだけで十分すぎるほどだと思うのですが。母国では、出張に秘書といえど女性を同行するという習慣がなくて非常識になっちゃうから?それとも本音は一人で帰国するのが心細かったのかな。なんか釈然としませんでした。
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- 初めてのリアルなシークに大感激!(=ひげ) 4
- ごろぞう暮らし 2011/05/08 このレビューを 14人の方が参考にしています。
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驚きました!HQで、初めて現実を考慮したシークの姿を見ました。思わず拍手!です。イスラムでは、口ひげは男らしさの象徴で、生やしていないのは子供とオカマだけ、と言われているそうです。ひげがないと人としてまともに扱ってもらえないので、日本の商社マンたちはひげが生えるまで苦労する、と聞いたことがあります。そういうことをちゃんと描いている作品をはじめて見ました。もうそれだけで十分評価できます。HQでは、ひげについて書かれているのを見たことがなくて、正直初めの頃は、読むたびにいらついて「こいつらオカマかよっ」と心の中で突っ込みを入れては盛り下がっていたものでした(今は慣れちゃって平気ですが)。いやあ、まともな作品もあるんですね。感激です。
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- い、いきあたりばったりすぎでしょ! 4
- ごろぞう暮らし 2011/05/08 このレビューを 18人の方が参考にしています。
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いやあ、ひやひやしました。ヒロイン、いくらなんでも無謀すぎます。気持ちは分かるけど、Hはしちゃ駄目。妹が帰ってきた後どんなに気まずいことになるか、考えないと。この考えなしの性格が、アフリカにボランティアに向かわせる原動力になったんでしょうけどね。
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- ダイアナ・パーマーさんはおとぎ話ですから。 3
- ごろぞう暮らし 2011/05/08 このレビューを 44人の方が参考にしています。
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「DV男は大嫌い」さんへご参考までに。ダイアナ・パーマー(米)、リン・グレアム(英)、ヘレン・ビアンチン(濠)、ペニー・ジョーダン(英)、シャロン・ケンドリック(英)、ジュリア・ジェイムズ(英)、ジャクリーン・バード(英)、サラ・モーガン(英)さん達あたりは、まんま現代のおとぎ話なので、レベル云々を仰ってはなりません。「水戸黄門」をワンパターンとか、「渡る世間は鬼ばかり」を愚痴ばっかりとか、「こち亀」をどれを読んでも前に読んだ気がするとか、言ってはいけないのと同じです。お約束なのです。大衆文化なのです。面白いかどうかではなく「偉大なるマンネリ」の与える安心感が大事なのです。「無垢な悲劇のヒロイン(お姫様)が傲慢(悪い魔法にかけられた)な金持ちヒーロー(王子様)を改心させる」という「美女と野獣」パターンのあらゆるバリエーションです。「ドジで頑張り屋のかわいい少女が、何故か才色兼備の美女を差し置いて学園ヒーローを射止める」日本の少女マンガのようなものだと考えてください。面白さについては好みがあるのがなんともいえませんが、小説でならエマ・ダーシー(豪)、ミランダ・リー(豪)、スーザン・マレリー(米)、スーザン・ブロックマン(米)、ローリ・フォスター(米)、シャロン・サラ(米)あたりが少しはましでしょうか。ノーラ・ロバーツ(米)やリンダ・ハワード(米)は好き嫌いがあるかな。私個人は小説のみですが、ベティ・ニールズが好きです。とにかく、英国の作家の方はメロドラマ系が多く、米国はハリウッド映画みたいにアクションからお色気まで多彩、濠国は比較的まとまりのいいこじゃれたロマンスが多いかな、というところです。漫画は漫画家さんの技量によるので、原作者では全く判断できません(別物に出来る方が結構いらっしゃいます)。ちなみに、ダイアナ・パーマーさんの作品は似たり寄ったりで、このヒーローが特別ひどい、というわけではないです。もっと鬼畜なヒーローがわんさか出てきますよ!
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- 【ネタバレ】お約束の世界を堪能しまくり!満腹です。 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/08 このレビューを 24人の方が参考にしています。
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これぞHQ!ですよね。何もかもが典型で、どっぷり浸れました。貧しく孤独で虐げられたヒロイン、オレ様大富豪のヒーロー、意地悪なライバル、病気の家族、嘘と誤解、リゾート島へ誘拐、軟禁されてH三昧、逃亡、追跡、大団円(妊娠付)。たっぷりフルコースで、思う存分楽しませていただきました。ヒーローは例によって傲慢で女性蔑視満々でしたが、佐伯先生の技量なのか、それほど嫌な印象は受けませんでした。そういえば、即席のドレスを着て舞踏会に忍び込むなんて、シンデレラみたいなお話だと思っていたら、本当にシンデレラへのオマージュになってました(舞踏会からの逃亡シーンをご覧あれ)。
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- 【ネタバレ】実際に類似の事件でもあったのでしょうか? 4
- ごろぞう暮らし 2011/05/07 このレビューを 26人の方が参考にしています。
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驚きました。「3人のメリークリスマス」と前半の設定に共通点がありすぎです。まずヒーローが大学生、ヒロインが高校生の時、旅行中に海で出会いプロポーズ、その直後ヒーローがスポーツ中の頭部の怪我が原因で短期間の記憶を喪失、ヒロインが妊娠、女児を出産、十数年後(この作品は12年、「3人の~」は13年)、ヒーローは兄姉夫婦を事故で亡くして甥姪を引き取り、彼らがきっかけで、記憶が戻らないままで再会。まるで同じ素材に違う味付けをしたみたいで、もしかして同じ何かにインスパイアされたのではないかと思いました。実際に同様の記憶喪失の事件があったとか、大ヒットした映画や小説等の作品があったとか。でも、これほど共通点があっても、後半は全然違う経過を辿り、全然違う終わり方をしているので、それぞれ楽しむことが出来ました。類似点と同じくらい独自性も感じられたので、満足です。
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- サスペンスと笑いのバランスが絶妙です。 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/07 このレビューを 10人の方が参考にしています。
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このお話は、サスペンスとしてもそれなりに楽しめるように作ってあって良かったです。その分ロマンスの要素が薄目になってしまいましたが、こういうあっさりと純情なのはむしろ好きです。特にヒーローは、リアルにマジ好みです。無口で無愛想で無表情でひたむきで不器用で誤解されやすい。いいですねえ。ヒロインもおっちょこちょいではあっても前向きでけなげで、素敵でした。
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- 【ネタバレ】に、妊婦好きって…どうよ。 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/07 このレビューを 20人の方が参考にしています。
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困っている妊婦(他人の子)を助けるうちに…、というパターンは、HQには意外に多く見られる気がしますが、このヒーローはなんと「妊婦好き!」。驚きました。まあ、理由はトラウマからで、そういう嗜好(!)じゃなくてホント良かったですが。でも、展開上、ヒロインが妊婦である必然性は特にないような、と思っていたら、このシリーズ、共通するテーマが赤ちゃんでした。弟二人は他人の子供を自分の子にし、長男はなんと…、原作を読んでびっくり、でした。
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- 【ネタバレ】せつない×4+はぴはぴ×2-くず×1(父) 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/07 このレビューを 17人の方が参考にしています。
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タイトルに「傲慢な」とついてますが、このヒーロー、強引ではあっても傲慢ではないように見えます。むしろいじらしいほどの純情を感じて好感度マックスです。とはいえ、バスの例えのくだりから、多分ヒロインに出会うまではプレイボーイだったのでしょうが。女性蔑視的な言動がないので、鼻につくところがないのです。それから、さちみ先生の得意技(?)のキュートな動物達がサイコーです。ただ、少々疑問なのは、ピーターとポールは大きさ的に難しいとしても、マリーがジュピターの餌食にならずに済んでいるのは何故?ジュピターからみると、手頃な食べやすさだと思うんですが…。
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- まんま理想の王子様 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/07 このレビューを 11人の方が参考にしています。
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ヒーローが恋に落ちるきっかけがちょっと単純すぎるかな、という気もしないではなかったですが、全く欠点のないヒーローなので、そんなものなのかと思いました。正直こんな男性が存在したら、絶対惚れます。一方ヒロインはちょっと子供っぽすぎるような気もしましたが、それはあくまでプライベートだけで、仕事では有能と説明されていたので、公私のギャップがあるというキャラなんだなと許せました。そういえば、ヒロインとヒーローの「熱烈なロマンス」に関する感覚の違いには思わず笑ってしまいました。
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- 【ネタバレ】勘違いで自殺って…気の毒すぎる。 3
- ごろぞう暮らし 2011/05/06 このレビューを 10人の方が参考にしています。
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この話で一番可哀想なのは、勘違いで自殺したヒーロー姉ですよね?勘違いって…間抜けすぎです。しかし、自殺の責任はないにしろ「傲慢な女たらしの貴族に妊娠させられ、侮辱されて捨てられた」事実は変わらないわけで、父が無実でも祖父が犯人なら、ヒーローがヒロインの一族を憎む気持ちは当然ではないでしょうか?だからといって復讐して良い訳じゃないですが。ヒロインも、一族の鼻つまみ者で嫌ってたとしても、実の祖父な訳で、少しは申し訳なさそうな顔くらいしろよ、という気がしました。どっちもどっちで、なんか一気に盛り下がってしまいました。残念です。
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- 【ネタバレ】用意周到系ヒーロー。 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/06 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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罠をはるのに2年、気の長い話です。まさに「囲われ」てますね。ヒロインの家庭環境まで調べる念の入り用にはちょっと驚いてしまいましたが、そこまで調査しておきながら、ゴシップ記事が嘘だと気づかないのもたいがい大間抜けです。その辺が、文句なしに典型的な傲岸不遜系暴君(騙されやすさも折り紙つき)ですが、ここまで徹底して惚れられると、ちょっと許せちゃうかも、と思いました。傲慢ヒーローものの中では好きな方です。
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- こういう風に迫られてみたいです。 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/06 このレビューを 24人の方が参考にしています。
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HQは、秘書がボスに片思い、というのが一般的で、逆の場合でも大概愛人扱いなので、こういう物語は得がたいです。いい男に惚れられたい!全くもって正直な願望です。わがままを言えば、ヒーローは女を渡り歩くのではなく、ヒロイン一筋、だともっといいんですが。HQの「男は好色なほどよく、女は無垢なほどいい」という感覚は、正直どうもなじめません。つい、男も女もほどほどにね、と思ってしまいます。
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- 【ネタバレ】嵐が丘的始まりにドキドキ。 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/05 このレビューを 32人の方が参考にしています。
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嵐の夜、古いお屋敷に、成功した使用人(の息子)が復讐の為に戻ってくる…。原作を読んだときは気づかなかったのですが、漫画を読んでハッとしました。この物語、嵐が丘っぽい!まあ、実際はむしろ逆な訳ですが。なるほど、こういう展開もありか、と感心してしまいました。ただ、漫画だと説明し切れない部分もあって、原作を読んだときに「なるほど」と納得した数々の細かい種明かし(ネックレスのこととか、ピアズはどうして屋敷の修復をヒロインに依頼したのかとか)が登場しなかったのが残念です。
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- まさに悲劇のヒロイン! 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/05 このレビューを 10人の方が参考にしています。
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もうばっちりど真ん中の典型的なHQ作品で、納得の設定、納得の人物、納得の展開、納得のオチでした。ヒロインの誤解のされ方(貶められ方)がハンパなく、原因が身内というのも超HQ的です。そして真相がドロドロしてるのも。ヒーローの「憎まなくてはいけない相手なのに惹かれずにいられない」苦悩もお約束中のお約束です。いやあ、何もかも定石通りで、HQらしさをすっかり堪能しました。
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- 【ネタバレ】こんな王様にならさらわれたい! 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/05 このレビューを 3人の方が参考にしています。
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ヒーローは実際には独裁的な王様で、行動も支配的で強引なのに、何故か傲慢には見えません。ヒロインに隠し事をし、実は一種の軟禁状態においているのに、なんかそれが逆に無口で謎めいて見えてかっこいいです。これは原作からそうなのか、岩崎先生の力量なのかどっちなんでしょう?ちなみにヒロインは「プリンスと水の精」のヒーローの宿敵(父の敵)の娘ですよね。まあ実際は彼女も被害者で、母親は夫に散々苦しめられた挙句、何とか逃げ出して亡命、隠れ住んでいたわけですから。コンシディーン一族のお話は他にもいっぱいあるので、是非漫画化してもらいたいです。
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- これって単に男女逆転なだけでは? 3
- ごろぞう暮らし 2011/05/05 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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ヒロインが勝手だと思う方は多いようですが、HQっていつもは同じことを男性がやっているだけなのでは?例えば「シンデレラの賭」とか。「初恋が実るとき」は一種の変形だし、わがままボスと秘書の関係なんてもろにそうでは?確かにヒーローはかつて愛を告白しましたが、そのときに彼女はきっぱり断っているのです。私も、友情というレベルを貼った愛を利用しているのはほんとひどいとは思いますが、告白さえしていなければ、兄妹愛と名づけた愛や、忠誠心と名づけた愛は利用してもいいってこと?相手にどこまで許すかは結局本人の決断です。女性が我慢すると一途な愛になり、男性が我慢するとヘタレになっちゃうの?男性がつい無意識に女性に甘えるのは良くて、女性がつい無意識に男性に甘えるのはひどいの?なんか釈然としません。
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- 【ネタバレ】事情が事情とはいえ、ギリでも気づいたヒーローは偉いっ! 4
- ごろぞう暮らし 2011/05/05 このレビューを 10人の方が参考にしています。
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初めはこの作品も、プレイボーイのヒーローが、処女だったヒロインの妊娠を何故か絶対認めない、という典型パターンかと思いましたが、なんと逆でした。痛い目に遭った直後だったからとはいえ、傲岸不遜系暴君のヒーローが、土壇場でも気づいて認めた点だけは作品的に評価できます。たまにはそういう展開もなくては!それと、普通なら誘惑に負けて思いとは裏腹に身を任せてしまうだろうシャワーシーンで、敢然と言い返して拒絶したヒロインの漢気には思わず拍手!でした。
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- 【ネタバレ】古典的王道パターン、堪能しました。 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/05 このレビューを 31人の方が参考にしています。
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いやあ、高貴で誇り高い若くて無垢な令嬢を、一目で即買いする成り上がりのおっさん権力者、という、最近は見かけることすらないほど古典的なお約束の世界に、思わず浸りまくってしまいました。ヒロインの逃げっぷりも、ヒーローの迫り方も大仰で時代がかっていて、なんかもうかなりうっとりです。そして、3年がかりで落とすヒーローのストイックさには、相当ぐっときちゃいました。その間に浮気なんかしなかったでしょうねっ!とHQ中毒の疑り深い私は思わず突っ込みを入れてしまいましたが。真のロマンス小説は、やっぱり性欲より愛情よ!と叫びたい気持ちです。
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- 【ネタバレ】ヒロインの逃げた気持ち、分かります。 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/05 このレビューを 15人の方が参考にしています。
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義母から性的虐待を受けたというヒーローのゆがみ方にちょっと驚きました。確かに義母から誘惑される、というパターンは結構見かけますが、性的虐待は珍しい気が。正直、こんな面倒な傷を持っているヒーローから逃げたくなる気持ち、分かります、というか正しいと思います。ヒーローが自分の子供を見て泣く気持ちも分かります。自分がどれほど愚かだったのか、痛感したんでしょうね。一方、ヒーロー妹のお子様っぷりにもちょっと引きました。まるで駄々っ子です。成長してくれてホント良かった、と思いました。
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- 他の作品に比べて、ひどく絵が下手な気が…。 3
- ごろぞう暮らし 2011/05/05 このレビューを 15人の方が参考にしています。
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なんか、同じ漫画家さんとは思えないほど、この作品だけ絵が下手な気がするのですが、気のせいでしょうか。他の方が挙げている寄り目問題だけではなく、人体のバランスの悪さとかデッサンの狂いとか。話的には、常に油断できず緊迫感のある人生を送っているヒーローが、ヒロインの緊張感のなさにホッとさせられて惹かれる、というのはなんか分かるなあ、と思いました。
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- 【ネタバレ】精神的にリアルで、感心してしまいました。 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/05 このレビューを 8人の方が参考にしています。
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HQとは思えないほど、精神的に嘘や誇張のない作品で、読み応え満載でした。HQでヒーローが等身大なのは、すごく珍しい気がします。親しいからこそ「辛すぎて見ていられない」なんて、なんて人間味のある弱さでしょう。その気持ち、分かります。私も痛みに苦しむ家族を見て、同じ気持ちを感じたことがあります。概して、男性の方がうろたえやすく、そういう気持ちに立ち向かえないようです。また、ヒロインの気持ちもすごく良く分かります。「ロマンスのヒロインのように美しく変身できない」リアルです。リアルすぎるほど。それがとても心を揺さぶります。いいお話です。
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- 「死んだ恋人」ものなのに、気に入りました! 4
- ごろぞう暮らし 2011/05/05 このレビューを 20人の方が参考にしています。
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私は「死んだ恋人(夫や妻)」ものは大嫌いです。死んだ人への想いが、なぜ新たな人への無神経な振る舞いや残酷な仕打ちにつながるのかが理解できないからです。別の誰かを心に入れることで、つい自分を責めてしまう気持ちは分かるのですが、だからといってわざわざ新しい恋人に前の恋人への愛を語ったり、義理立てするために相手に理解や我慢を要求するのは、どうみてもお門違いだし自己正当化だし八つ当たりだからです。でもこの作品にはそういうのがなくて、ただ自分への当惑だけが描かれていて、とても好感が持てました。正直、こうでなくっちゃ、と思います。
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- 原作より漫画の方が好きです! 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/05 このレビューを 5人の方が参考にしています。
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漫画を読んで、このお話ってこんなにいい話だったっけ?と思いました。私の印象では、原作のヒーローはもっと傲慢で自分勝手なひどい奴(ジュリア・ジェイムズ作品の典型)だったという気がしていたので。そういえば、「仮面の花嫁」でもそう思ったような…。藤田先生の絵のせいなのか、組みなおし方がうまいのか。ヒーローがかなりいい人になっている気がします。
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- 【ネタバレ】ヒロインのはじけっぷりがサイコーです! 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/05 このレビューを 13人の方が参考にしています。
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私も猫を飼っていたので、ヒロインの気持ちは良く分かります!それにしてもヒロインは不幸続きすぎですよね。そりゃ大変身をしたくもなろうというものです。そしてヒーローのうろたえっぷりも納得です。あんなことがあったあと、こんな極端に変わっちゃったんじゃ、心配にもなるでしょう。あとヒーローの娘さんがいい味出してます。
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- クリスマスらしい、清々しく美しい物語。 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/04 このレビューを 13人の方が参考にしています。
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このお話には、華々しい奇跡はひとつもありません。ただありふれた出会いと、普通の人々のささやかな生活の営みとがあるだけです。それらが組み合わさることで、お互いへの理解と思いやり、感謝と喜びが育まれます。物語の始まりでは、ヒーローとヒロインは惹かれあっているとはいえ、内心ではお互いを裁き合い、軽蔑し合っています。それがやがてゆっくりと、尊敬と愛に変わっていく、読み応えのある物語でした。
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- 【ネタバレ】狸と狐の化かし合い…正直者は得をする! 5
- ごろぞう暮らし 2011/05/04 このレビューを 19人の方が参考にしています。
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この物語、よく見ると、ヒロイン以外は全員腹に一物あって、お互いに策略を練って騙しあっています(なんとひげのおじさんまで!)。ヒロイン自身は、その中をなんとか賢く渡り歩こうとしていますが、案の定悉く失敗。お人好しのロマンチストぶりをさらけ出し、諦めて何も望まずに得られるものだけを受け入れようと決心した矢先…。嘘が下手で良かったですね!これこそ無欲の勝利ってやつでしょう。
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- 【ネタバレ】ヒロインだって被害者なのに…。ひどすぎる! 4
- ごろぞう暮らし 2011/05/04 このレビューを 35人の方が参考にしています。
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このヒロインはいくらなんでも可哀想過ぎです。母にも恋人にも捨てられ、里親のためにせっかく起した事業も倒産寸前、見ず知らずのヒーローに突然金で愛人役をやらされ、あげくに騙されてヒーローの復讐に利用されてマスコミにさらされる、これはさすがにひどすぎです。ヒーロー自身も許されないと自覚していますが、そりゃそうだよ、と思わず納得してしまいました。こういう復讐譚は大抵、ヒーローがヒロインを誤解して、復讐相手と同じような残酷な人間だと思い込んでいるものですが、この作品では、ヒロインもまた被害者であることは最初から分かっているので、よけいひどい気がしました。
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