正直、絵の好みから外れている方だったので、自分からは買ってまで読もうとは思いませんでしたが、セットだからと期待せず読んで…素敵な話でした。情熱的なアレソレはありませんが、だからこそ優しさが溢れた話が良かった。雰囲気が好きです。セットで良かったって思ったのは初めてです。

セットに入っていたので読みましたが、絵は十代向けの絵柄なのでHQでは苦しいですが、酷すぎると言うほどではないかな。でも肝心な話が…さっぱり。なので☆２つ。小説だからエピソード満載だし、決まってるページ数でまとめる苦労は察しますが、元々収まらない物だと割り切って、描き切れないエピソードならバッサリ切り捨てて下さい。中途半端に覗かせて放置では何も伝わりません。

いつもは作者買いで速攻読みなんですが、今回は最初の評価の低さと試し読みの流れでついつい躊躇っていましたが、…さすが荻丸さんですね、絶対買いです！ 読みながら妊娠すること、産める幸せなんかを久しぶりに（笑）思い出しましてほんわかしました。

これ程酷評される話ではないと思う。お互いを誤解しながらも、惹かれ合う純愛っぽい話で良かったと思う。ヒーローの誤解は早々に消えるから、傲慢系ヒーローにある盛り上がりはないけど、ちゃんと見せ場もあったしね。ただラストの敵の娘のその後はどうなるのかと言うことと、ヒロインの花の髪飾りはちょっと気になった。

高井さんの絵にハズレなし！ 夢物語でしかないお金持ちヒーロー系の話ではなく、少し夢を置き換えれば現実にありそうなH/Hの大人の夢と不安に揺れる恋物語。絵が綺麗だから余計に素敵。 この設定ならシリーズとして何作か出来そうと言うか、あるのかな？ 期待してます！

話は悪くないと思います、たぶん。コミカライズする為に色々エピソードを削らなくてはいけないのはわかりますが、その削り方が荒い。もしくは取捨選択が微妙？ そして何よりヒロイン幼過ぎませんか？ 表紙なんてシークなパパとパパっ子な娘レベル。お蔭でどんなシーンも色気ゼロでした。

結論から言えば、同原作をコミカライズするのは止めた方がお互いの為ですね。読者は比べずにはいられないし、そうすると最初の物が酷いものではない限り後の方が不利かも。でも素直な感想としては悪くはないです。どうにもバタバタしてて恋愛面がお粗末でHQ的要素が低くなったのかも。H／H共にもう少し葛藤して欲しかったかな。ちょっとあっさり。

下の方も指摘されてますが、設定の違いが気になって入り込めません。シリーズの他のヒロインも描かれてますが、全く共通点がなくガッカリ。それでなくとも読者としては出来るならシリーズは一人の方に描いて欲しいところなのに、これでは…。その上、どうにも幼い外見と唇が気になって、とりあえず読み終えた感じでした。絵柄の問題もあるでしょうが、少女漫画は求めてないので頑張って下さい。

純粋にハーレー的面ではH／H共に惹かれ合う様子は自然に思えたし、一波乱もあって大団円はとてもHQらしくて良かった。絵も綺麗で次回からも期待しているけど、H／H以外の家族関係が壊され放置されたまま置き去りで、ラストの幸せそうな家族の情景にも浸れなかった。恋愛だけが大事ならこれでストーリーは完結だけど、本当にこれでいいの？

なんだけど、確かに話の盛り上げの為とはいえ無駄なお芝居、設定過ぎ。ヒロイン一人で無駄に空回りの葛藤していて可哀想。でも、絵は華やかでHQの世界にひたれました。これもシリーズ物のようなので、次も楽しみにしています。

正直、絵柄、雰囲気は好みからは離れていますが、この世界観にはとても似合っていると思い惹き込まれました。でも一番気になったのはヒーローでもヒロインでもなく、公爵令嬢でした(笑）スピンオフとか如何でしょう？

不快とまでは言いませんが、何というか異色すぎ。そして突然の展開、結末にあっけにとられてハッピーエンド。感情移入とか、普通のＨＱでの楽しみとは方向性が違うんだろうと。とりあえず、セットだから仕方ない。

津谷さんの話はどれも楽しく、好きなんですが、これは何故か読むのに疲れてしまう。ヒロインが頑張る姿は微笑ましいし、飾らない言葉は良いと思うけど、あまりに嘘ばかりで受け入れられない。好きな人に合わせ、自分を偽るヒロインの話は多いけど、これはちょっとね。上手くいったからハッピーエンドだけど、ストーカーすれすれ。

愛に溢れたお話でした。愛しているのに誤解や事情ですれ違う想いの連鎖をヒロイン達が解いていく、少し悲しく素敵な話。ところでポイント購入でも会員期間へのグレードアップは可能でしたっけ？

絵はともかく、安易なハッピーエンドにおいおいおい、って感じ。このままだと呪いは解けたのか、解けないのかわからないままだし、ヒロインの話しぶりからすると唯一の解除者である彼女が放棄してどうするって思うんだけど。それに呪いが解けてないなら今だけのハッピーエンドで終わっちゃうよね？　なんかモヤモヤ。

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まずそこに興味を持ち、評価の見事な割れ具合に悩み、でも好きな漫画家さんなので購入。ＨＱとしては、絵柄がちょっと幼く地味な印象もありましたが、可愛らしい性格のヒロインにはピッタリ！話も穏やかな流れで、強引なのに傲慢さを感じさせないところは高橋さんらしさでしょうか。最近、ＨＱ向けじゃない方も増えていますが、その人に合う原作であれば通用するという適材適所の見本の一つじゃないかと思います。

最初の話はともかく、２話目は詰め込みすぎてヒロインの葛藤や覚悟、またヒーローが動かなかった場合、どう切り抜けるつもりだったかもさっぱり。感情移入する間もなく終わっていた感じ。どちらもかなり端折られていると思うので、ちゃんと１冊ずつで見たかった。大体中東系のヒーローと言う点だけしか繋がりのない話ならまとめる利点ないでしょ？宮花さんの絵も話も大好きなだけにしっかり読みたかった！

ヒロインの行動力と仕事に対する自負がかっこよく描かれていて、テンポ良く読めました。が、どーしても絵柄がＨＱ向きではないと思います。ショートカットのヒロインは多いではずですが、この話は高校生の恋愛、もっと言えばＢＬに見えて、残念ながらキビシかったです。

とにかく甘くない。ＨＱだと言うのに、愛の言葉がこれほど甘くなく、ホラーチックに感じられる作品って珍しい。普段、一途なヒーローは大好きなんですが、この話に関しては怖い。いくら愛しててもそこまでして許されるのかと恐ろしくなるほど。良くも悪くも曽祢さんらしい雰囲気の一冊かな。

光崎さんの話は結構好きなのも多いのですが、これは途中急展開過ぎて内容がよく飲み込めず上滑りして「？？？」…気付いたらハッピーエンドになっていた感じでした。

親が反対するならまだしも、この立ち位置なら普通は応援するでしょ！？　その上、反省するなら妹の最初の結婚の時に告白、懺悔して止めろよ！と思わず呆れた話でした。他の方も書かれてましたが、一途に想われ続ける魅力が感じられないヒロインだったとは思うけど、そこは裏切られた反動と思って目を瞑れば絵はとても綺麗だし及第点。とにかく兄さえいなければ、もっと砂糖菓子みたいな話になった２人かな。

立ち読み冒頭の「事件の目撃者」となったヒロインに期待しすぎたようです。主人公２人は素敵だと思ったものの、事件はまったく絡まず、話は淡々と進みハッピーエンド。うーん、悪くはないんですが、こんな展開ならいっそ事件の目撃者なんてミステリー要素いらなかったかも。原作もこんなにあっさり処理されてるのかな？

１０代の女の子がもつ悩みをＨＱ風味にしたような可愛いお話。波乱も嫌みもドラマもないけど、安心して読めました。たまにはこんな方向にＨＱ的王道を外したお話も良いですね。ただあまりにも爽やか、可愛すぎて物足りない気もしたのでハート４つで(笑)

確かに隠し事が多い、多過ぎではあるけれど、思い出したくない過去というのは同情できる範囲かと思ったものの、一度疑いだしたら疑いばかり、真っ向から対決することもなく決めつけで動くヒロインにウンザリ。まして絵画で殴るって……逆ＤＶでしょう。あり得ません。その上、そこまでしでかした上で翌日のケロッとした態度が最悪。これだから反省も口先だけで繰り返すわけだと納得。絵柄に関しては確かにこの話には合わない。ちょっと老け顔の高校生に見えちゃいます。ただ丁寧な描込みで好感は持てるので、ちょっとファンタジー系の原作で読んでみたいと思いました。

ヒロイン変身物も展開も好みなんだけど……今一つ物足りない。盛り上がらない。たぶんヒロインの表情が平坦なのかなって。喜怒哀楽がわかりにくい気がしました。綺麗な絵だけに勿体ない。

私は前の話を立ち読みでしか知らないので、違和感なく読めました。とても綺麗な絵で読みやすくＨＱの世界に浸れました。特に過去の悲しみを乗り越え、強く生きようとするヒロインの格好良さと、揺れる想いに引き込まれましたが、その反面、コメディー部分のヒーローの軽さが他の雰囲気とギャップがありすぎてちょっと浮いていたかな、とも思いました。でも久しぶりに次回作も楽しみな作家さんの登場でした！

昔、この方の小説は大好きでしたが、絵は個性的すぎて……。ましてＨＱには絵柄も雰囲気も懸け離れているのではないかと思います。話自体は王道的展開で好きだったので、別の人であればもっと評価は上がったと思います。ＨＱでは新旧いろんな作家さんが活躍されていますが、時折、何故この人選！？と思う人もいて勿体ないですね。

元々小越さんの描かれるＨＱは好きなんですが、それ以上に他の人の評価の割れ具合とレビューに好奇心をくすぐられ購入。……確かに好みの分かれる内容でした。私も著者以外なら絶対に受け入れがたいとは思いますが、これはコメディー調でテンポ良く進む展開が淫靡さを感じさせず、こんな趣向の恋愛もありかもと思わせるほど楽しめました。さすが小越さんです。お陰でラストのドアの向こうと原作が本当に気になります(笑)