ヒロイン、ヒーロー共、それぞれ新しい環境に戸惑い、壁にぶつかり悩みながら、お互いに励まし合い、惹かれ合う姿が胸を打ちました。ヒーロー少し草食男子ぎみで頼りないかなと思いましたが、最後の素敵成長ぶりも一見の価値あると思います。それにしても定番の他作品ハーレ漫画と同じページか！？と思うほどの密度の濃さ、最後まで手を抜かない、駆け足にならない、大満足の作品でした。 感動しました！さちみ作品にハズレはありませんね。

荻丸先生ファンですが、こちらの作品は今ひとつでした。ある女性を糾弾するシーンで一気に冷めてしまった。きみのせいでって。まるで彼女が全面的に悪いみたいな言い方がなんか嫌でした。 なのでヒーローがまっったく好きなれず。子供は可愛いし、ヒロインも頑張り屋でしたのに。残念です。同じ様な内容でしたら さちみさんの 嘘と秘密と白い薔薇 の方が好きかなぁ。

無為に日々を過ごすヒーローがヒロインに出会い、生きる喜びと愛する喜びと切なさを知っていく過程が丁寧に描かれていた。一つ一つの表情が切なくて2人の思いの深さも感じて、きゅんとします。 壊れて欲しくない日々の仮初めの生活から一変、ヒロイン女性に戻っての再会から怒涛の真犯人逮捕、息もつかせず、最後は素敵な大団円！この2人の続編もあれば読みたいくらい好きなカップルです！子爵に片思いというよりは子爵が片思いですよね。それ程ヒーローのヒロイン大好きオーラが伝わってきました。

伯爵を継いだばかりのヒーロー。大雪で助けを求めたのがヒロインが留守番をする屋敷。その夜に自分の子供を助け、更に結果として可愛くて働き者のお嫁さんまでゲットしたという、彼にこそクリスマスに幸せな贈り物が与えられたお話です！恋愛も切なさありですが家族の物語だと思います。とても幸せな気分になりました。お勧めです！

最初ヒロインに対して冷たく辛く当たっていたが、それもヒロイン意識するが故。前半はそれに抗い、後半はヒロインラブで、全体的にヒーローの熱い思いが伝わってきてきゅんきゅんした。表紙の雰囲気そのままでとても満足した一冊です。萩丸さんの台詞まわしやコマ割りがロマンチックで素敵です。必ず買ってしまいます。

萩丸さん節炸裂の9年越しの再会愛のお話です。 ヒーローがやんちゃしていたために本当は本気の女の子なのにそれに気づかず、痛い目にあってからのヒロインとの再会。双子の赤ちゃんが本当は自分達の子供とも知らずに。短いながらも良くまとまっていて泣かせるところはちゃんと泣かせていて素晴らしかった！ 姑のお母さんがいい人だった^_^ やっぱり痛い目に合う反省するヒーローはいいですね。もっとやって感がありますが。

最後のページが幸せ過ぎて、たまらないです！ 初めてハーレクイン漫画でページがあと数ページ足りないと思わなかった！いつもどんなに素敵なお話でも最後は駆け足になって、心が通じ合ったのと結婚式まで1ページのみ！というパターンが多いのですがこちらはそんな事も無く、最後の最後まで丁寧に書いて下さいました。傲慢なヒーローも無知なヒロインとも無縁です。ヒーローヒロインとも誠実で一生懸命です。心洗われる素敵なお話でした！

藍まりとさんのカウボーイの描き方の上手い事と言ったら。こんな素敵な奥地のカウボーイがいたらたまらないです。 原作も既読でとても好きだったので雰囲気がそのままでとても感動しました。ジェシカハートの良さは普通の良く働く男女の恋愛に醍醐味があると思います。このヒロインもヒーローも良く働き、お互いに唯一人の存在になる所が好きです。そして奥地の雄大な景色。流石藍まりとさんだと思いました。

全て単品で購入したので全巻買うならセットでお得に買いたかった。壮大なストーリーでした。姉2人の前半2冊はロマンスが中心で、すれ違いや切なさが描かれていてときめきました。妹、兄さんの後半2冊は趣が変わり、ロマンス半分、陰謀、政争が入り少し血生臭い雰囲気が漂います。この国の特殊な事情や民族が出て来たり、なぜ王子が行方不明になったのか理由が明らかにされます。長子の男子が後を継ぐ世襲制では無く選挙で選ばれる王って言うのも中々に特殊な国だなと思いました。このシリーズで一番凄いのは4冊目のヒロイン、兄さんの奥さんなのではないかと思う。人の苦しみを問答により癒す力があります。

時間外の恋人を読んでから購入しました。凄く良かった！少ないページ数でしっかりと二人の感情の変化が表現されていました。何より絵が綺麗で丁寧！特に男性の筋肉が凄くセクシーです。女性の体のラインも美しく、ずっと見ていたい！ ヒーローの孤独を包み込む様な聡明なヒロインが素敵です。ヒーローの我慢してるところもニヤニヤしてしまいます。シリーズ2冊まとめてがオススメです。再読します！

ラストはまさに大団円！これから先も辛く厳しいことは続くだろう。だけど愛する家族と仲間とそんな困難をも乗り越えていく・・・という、そんな喜びと力強さを感じました。 ロマンスだけではなく、家族や絆、など色々な要素が盛り込まれていて大満足です。 物凄く積極的なヒロインはまさに小さな戦士。清々しいまでの率直さに好感を持ちました。

人物ももちろんですが、風景や古代ローマ時代の背景もしっかりと描かれていて、読んでいて至福の時を過ごせました。 大柄なヒーローと華奢な色白ヒロインの体格差に萌えました。 橋本先生はどんな男性も本当に魅力的に描かれますよね。橋本先生の優男系男子が好みなのですが、この肉食系になりきれていないヒーローもとても好きです。強気なヒロインにしっかりと手綱（髪）を掴まれている所がいい。髪も捕まえられたが、心も捕まった…なんて＾＾*