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- 穏やかな日々 3
- すもも 2014/05/29 このレビューを 6人の方が参考にしています。
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穏やかな日々と穏やかなしあわせがいっぱい詰まっています。地下室というと、窓もなくじめじめしてかび臭くてものすごく暗いイメージにとらわれてしまいますが、ヒロインはあっという間に快適空間に変えてしまいます。ヒーローもヒロインも大人だし、穏やかなので、攻撃したり策略を巡らしたりすることがないので、読んでいて自分に赤面したくなったりします。どろどろの愛憎劇にないさわやかな作品です。
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- ささやかじゃない過ち 2
- すもも 2014/05/27 このレビューを 2人の方が参考にしています。
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ヒロインは秘書だからと言って、これほどボスであるヒーローに振り回されても我慢しなくちゃいけないなんて、ちょっと信じられない気がします。まるでドアマットです。気の強いヒロインだったら接近禁止令出されても文句が言えない・・・。ヒーローの過ちっぷりはささやかどころじゃない。多重です。
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- いまいち怪しいふたり 3
- すもも 2014/05/27
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ヒーロー・ヒロインとも、隠し事があるためか、お互いに胡散臭さが長々と付きまとってしまい、それなのに恋愛に発展する気持ちにちょっと共感を抱きにくい展開が続きました。とはいえ、二人とも誠実でないようには見えません。ヒロインの事情説明があまりにもへたくそすぎて、行動が逐一怪しく見えてしまうがとてももどかしいです。
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- 雰囲気がとても素敵 4
- すもも 2014/05/27
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コミック版に流れる雰囲気と小説版と大きな違いはありませんが、細かなエピソードがよくわかり、ヒーローの人となりがより深く理解できました。ぞくぞくするような独特なロマンチックな雰囲気そのままです。ヒーローが時折見せる配慮のない対応に、ヒロインでなくても怒りたくもなりますが、許したくなってしまいます
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- かたくななふたり 3
- すもも 2014/05/24 このレビューを 2人の方が参考にしています。
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打ちひしがれたヒロインを奮い立たせようとあえて悪者になろうとするヒーローですが、ヒロイン以外にはメロメロっぷりがだだもれです。年の差ゆえに自分を抑えようとする姿が、かたくななヒロインを助長しています。ああ素直じゃない・・とため息をついついついてしまう作品です。世話の焼ける年の差カップルというところでしょうか。まわりのフォローがナイスで、やっと、一安心でした。
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- 【ネタバレ】コミック版では姪だけど 5
- すもも 2014/05/24 このレビューを 1人の方が参考にしています。
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バツイチ・子持ちで、仕事ができても自分に自信のないヒロイン。自信たっぷりのいとこのふりをしてヒーローと商談する羽目になります。独身のヒーローが病気になってヒロインの家に担ぎ込まれてしまいます。よくあるロマンス小説と、男女の設定がまるで真逆。いとこのふりをしていたから、つじつまを合わせるのにおたおたするヒロインがかわいい。ヒーローでなくても胸キュンします。ヒロインに再会しようと現れたヒーローが、一目でいとことヒロインを見分けてくれるのがまた嬉しく、その後の展開にもうきうきしました。
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- ヒロインが軽率 3
- すもも 2014/05/24
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一目ぼれでぐいぐい迫ったヒロイン。それなのにヒーローがヒロインに興味を持ったきっかけが持ち株だったことがわかって、百年の恋が冷めてしまいます。ヒーローは素敵なのに、ちょっとデリカシーがない。きっかけは何であれ、確かに愛情を示されているのに、意固地になったヒロインはなかなか素直になれません。ヒーローが言葉足らずなので、仕方ない部分もある。ジェシカ・ヒロインにしては珍しく、それほどけなげじゃないちょっと幼いヒロインでした。
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- シスコン・ヒーロー 2
- すもも 2014/05/24
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ダメダメ同士がたまたま自動車事故で、お互いに自殺したように死亡したことから始まり、ヒロインが比較的冷静に兄の死を受け入れているのに対し、洞察力に優れているはずのヒーローが、かたくなに妹が被害者であるように受け止め、このヒーローをもダメ・シスコンに貶めている感じがしました。けなげなヒロインが少し気の毒になりました。
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- ふたりのすれ違いが痛い 3
- すもも 2014/05/24 このレビューを 3人の方が参考にしています。
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祖母のそばにいるヒーローのことを愛しながらも激しく憎んでいるヒロイン。その心のぎすぎすっぷりが少し痛いです。ヒーローも、ヒロインの態度に合わせたかのようなつらい当たり方ばかりするので、お互いに傷つけあってばかりで痛々しいです。とにかく、痛い、その繰り返しでした。
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- 箱入り娘~ 3
- すもも 2014/05/24 このレビューを 2人の方が参考にしています。
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ちょっとクラシックぽい作品です。両親を亡くしていて、義理の母親と、心惹かれる後家人に敷かれたレールを歩かざるを得ない境遇のヒロインです。この継母がとんでもない女・・・・というわけでもなく、後家人がギラギラした嫌な奴・・・でもなく、じゃプレイボーイ・・・でもない。基本的にちゃんとしています。ろくでなしが出てこない分、ハラハラ感にかけます。刺激が足りない!と言いたいのでしょうが、こんな人生だったら十分幸せじゃないかと思いました。
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- 最後まで楽しい♪ 5
- すもも 2014/05/24 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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人がいいので親友に振り回されることが多いヒロイン。その親友が恐れる親友の兄、どんな傲慢な奴かと思いきや、要所要所でおちゃめな対応を見せてくれ、相手にされていないと思い込んでいるヒロインを翻弄させつつ、めろめろっぷりがたっぷり感じられるのが楽しいヒーローです。二人の会話もアップテンポで楽しくて、にやにやわくわく最後まで楽しませてくれます。
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- 長さを感じさせない逸品 4
- すもも 2014/05/21
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一気に下巻まで突っ走って読んでしまいます。ヒーロー・ヒロインはブランとテイラーのみに収まりません。複雑な人間模様が織りなされています。ブランの息子がとにかく空恐ろしくて、こ、怖すぎるよ・・・と思わずひいてしまいました。読み進むにつれて、どんどん「怖いよ~~」と言いたくなる人物がでてきて事件に発展してくのがまた怖い。最後までハラハラし通しでした。でも、さわやかな読後感があり、単純なラブストーリーでは満足しきれなくなったときに、お勧めです!
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- ここで出会うとは思わなかった 5
- すもも 2014/05/21 このレビューを 2人の方が参考にしています。
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元祖ロマンス小説といえる一品、すべてのロマンス小説の原点がここにあるように思います。堂々たる体躯のヒーロー、なんだかすっきりしない点も多い。幸薄いこれまでの人生から、自分を少し抑えたようなヒロインが、ヒーローに惹かれていくのは当然の流れ。ヒーローに娘がいるんだから当然いるはずの人物の存在に気が付いたとき、ヒロインでなくても私も愕然としました。切ないラストも心に響きます。忘れられない名作中の名作です。
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- まさに逃避行物 4
- すもも 2014/05/21 このレビューを 2人の方が参考にしています。
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ヒストリカルらしくないタイトルと、荻丸先生のコミック版に惹かれて読みました。逃避行を扱った作品は多くありますが、比較的障害の少ない旅だったように思います。お互いの立場を考えての遠慮がヒーロー・ヒロインともにあり、もどかしい部分がありますが、できた息子の存在がきらりと光って後押ししてくれるのも楽しいです。
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- 【ネタバレ】ヒーローが気の毒で 2
- すもも 2014/05/20 このレビューを 1人の方が参考にしています。
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浮気性でどうしようもない元夫。でも、ヒロインのブリザードのような冷え冷えとした対応を見ていると、浮気もしたくなるだろうと思ってしまいます。元夫の死後、苦しむヒロインを慰め続け支え続けたヒーロー。このヒーローにまでブリザード攻撃するヒロイン。最後にようやく冷たくなくなってやれやれ~~~と思いましたが、献身的だろうと美人だろうと、ああも冷たいと、ちょっとなあと思うヒロインでした。
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- 【ネタバレ】そりゃないよ~~ヒロイン 3
- すもも 2014/05/20
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恋人に裏切られてシングルマザーとなって実家からずっと遠ざかっていたヒロイン。ひょんなことからヒーローに再会。まだ若かったから、私は騙されていた・・・のが勘違い!? 10年目にして知る自分の、お互いの勘違い。取り返しがつかないじゃないのとあっけにとられてしまいました。そんな大事なことを確認しないって、ありえないじゃないかと思いました。とはいえ、展開は面白かったです。
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- ヒロインの意外性にびっくり 3
- すもも 2014/02/20 このレビューを 5人の方が参考にしています。
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ウエイトレスだったヒロインを見初めて愛人として連れまわすヒーロー。片時も離せないのがなぜなのか、恋多き男なのに全く分かっていません。また、ヒロインを連れ歩くための女としか見ていないので、その人間性について、考えたこともない。傷つけ、手放してしまって初めてその存在の大きさに気が付きます。ヒロインに許してもらえたからよかったものの、気が付くのが遅かったですね。
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- コミカルでもありさわやかでもあり 5
- すもも 2014/02/20 このレビューを 3人の方が参考にしています。
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片思いに終止符を打つため、会社を辞めて引っ越そうとしているヒロインに、未練たらたらで待ったをかけるヒーロー。なんだかんだ言って、ヒロインとの別れを伸ばしていきます。ヒロインの片思いかと思いきや、ヒーローも片思いだと思っているから始末が悪いですね。岩崎先生のコミック版もとても素敵ですが、よりたくさんのエピソードが小説版には詰まっています。読後感がさわやかで、とても好きな作品の一つです。
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- 【ネタバレ】すごく素敵なのに自信のないヒロイン 3
- すもも 2014/02/20
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結婚に至った過程に恋愛感情が含まれていなかったのと、ヒーローが素敵すぎるため、ヒロインは愛されていないと思っていますが、確かに口は重いヒーローですが、愛情ダダ漏れに見えます。2大老人がいい味出していて、この二人が認めたんだから、それだけでラブラブまちがいなしでしょ~といいたくもなります。まわりの攻撃がどう見てもヒロインに対するやっかみ半分に見えるので、情けない攻撃ばかりなのですが、それに傷ついてしまうヒロインの自信のなさはヒーローの口の重さゆえと思うと、ちょっとかわいそうでした。
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- シリーズのラストなのに余分な感じ 2
- すもも 2014/02/20
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シリーズのラストなのに、余分な感じのする作品です。ようやく、シリーズ全体に嫌な影を出しまくっていたニックが駆逐されたのに、すっきりしません。初めから、こんなのと結婚しようと思い立ったのがそもそもの間違いじゃん、当てつけに結婚までするからじゃんと自業自得の感じが抜けません。ヒーローに、もっと、内に秘めた感情を爆発させるとか、してほしかったな。
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- 超セレブカップル 3
- すもも 2014/02/20
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なんでヒーローとヒロインが犬猿の仲なのか、不思議に思える二人です。お互いにとても気になるから、お互いにとてもお似合いだから、あえてきらっている、反発しあっている感じがします。きゃんきゃんいさかいが絶えないので残念カップルに見えます。それにしても前作同様、ニック最低。ヒロインに薬までもる徹底ぶり。やっぱりこいつ、本当に最低な奴だとしみじみ思います
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- シリーズ2作目が読みたくなる一作目 3
- すもも 2014/02/20
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ヒロインの友人の夫・ニックがどうしてもどうしても嫌な奴で、このシリーズ全体に嫌なムードを一人で作り出しています。出てくるシーンを読み飛ばしたくなるような嫌な雰囲気を存分に味あわせてくれます。こいつのせいでヒロインはヒーローに初めから誤解されています。もちろん、ヒロインだけでなく、ヒロインの会社そのものが誤解されている。もともと洞察力のあるヒーローだったから実際のことがわかるまでの道のりは長くなかったけれど、ハラハラしてしまいました。
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- 【ネタバレ】まさに鬼畜ヒーロー 5
- すもも 2014/02/20 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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ヒロインは幼いころ、継父に性的に狙われていて、継父は実の娘であるヒロインの義姉ともできていた。ヒロインの義姉がつまみ食いしようとした相手が若き日のヒーロー。しかもそのついでにヒロインを罠にはめようとしています。その恐ろしい環境からヒロインを救い出してくれたのが祖母なので、その祖母のためには何でもしたいというヒロインの気持ちは痛いほどわかります。ヒーローはその時の逆恨みと執着から、ヒロインを追い詰めていきます。その追い詰め方が、えげつない。ヒロインが泣いて泣いて、神経衰弱になるまで追い詰めてる。ヒーローがヒロインの初恋の人である分よけいにつらいです。最後にヒロインと和解できたのは奇跡といってもいいかも。ヒロインを助けてくれるジェニーがかっこいい!
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- 妹には天罰が必要 3
- すもも 2014/02/20 このレビューを 3人の方が参考にしています。
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妹の婚約者も妹自身も、問題が多すぎます。間違えて誘拐してくれたヒーローがいなかったら、ヒロインは今頃どうなっていたかと思うと、心穏やかではいられません。ヒーローのこの行動力があったからこそヒロインが連れ出せたからいいようなものの、こんな婚約をし、そのしりぬぐいを姉におしつける妹の気がしれません。
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- 【ネタバレ】度量の大きいヒーロー 3
- すもも 2014/02/20 このレビューを 2人の方が参考にしています。
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「野の花に寄せて」では、その人柄がいまひとつよくわからなかったヒロインですが、ここにきて、彼女が何を考え、今に至っているのか、とてもよくわかりました。そんな彼女を、「野の花に寄せて」のヒロイン・リオに思いを寄せていたヒーローが、ヒロインを放っておけなくて面倒を見始め、自分の無力感にさいなまれながらもヒロインが少しずつ変わっていきます。前作でも思いましたが、とにかくヒーローの度量が大きい。ヒロインが人としても成長していく姿がとても素敵です。
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- ヒロインのうだうだっぷりがちょっと・・・。 3
- すもも 2014/02/20 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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貧困地区での医療活動に従事している遠縁のトムとどう見ても相思相愛ですが、ヒロインはとてもお嬢様なので、彼女に苦労させたくないというトムの気持ちもよくわかり、そのためヒーローが横からヒロインをかっさらってしまうわけですが、ヒーローが現れなくてもトムはあのままだったんじゃないかなと思います。そこまで仕事に信念を貫けるトムの人柄はあっぱれですが、こうなるともはや人間でないような。ここまでヒーローに思われるヒロインなのに、うだうだし続けるのがちょっと。
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- すきです! 5
- すもも 2014/02/20 このレビューを 5人の方が参考にしています。
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ヒーローがとてもとても屈折していますが、ヒロインに出会ってからは愛のあふれる砂漠の国だと思います。ヒロインが、むずかる赤ちゃんをほおっておけない優しい人であったばかりに、その生い立ちから思いっきり屈折せざるを得なかったヒーローと行動をともにせざるを得なくなり、お互いにだんだんと惹かれあっていきます。屈折していても、その魅力的な人柄がヒーローから十分に伝わってくるので、ヒロインがどんどん惹かれていく気持ちがよくわかりました。
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- やるなあ、兄弟! 5
- すもも 2014/02/20 このレビューを 1人の方が参考にしています。
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タイトルから、クリスマスプレゼントに自分をささげようとするヒロインのお話かと思って読み始めると思いっきり肩透かしを食らいます。ヒーローも非常に不器用だと思うのですが、ヒーローの兄弟のハチャメチャぶりがものすごくて、楽しかった! ここまでまわりがアクティブだと、一度壊れた恋だから・・・とうじうじする余裕もなかった。
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- 【ネタバレ】ヒーローに振り回されっぱなしのヒロイン 4
- すもも 2014/02/20
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企業買収のために偽名(というより自分の名前を一部しかいわなかっただけ)でヒロインに近づいたヒーロー。「流れ星に祈って」ではとてもさわやかな人だったので、この人にこんなことをやらせるなんてと、ちょっと企業の方針のほうを疑ってしまいます。ヒロインに深入りしなければ単に調査に来ていただけで済んだのに、深入りしたばかりにちょっとつらそう。高貴なお坊ちゃまとは思えない押しの強さがなければこの恋は貫き通せなかったかもしれないですね。
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- 【ネタバレ】謎解きのようでおもしろい 4
- すもも 2014/02/20 このレビューを 1人の方が参考にしています。
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知らないうちにおじいさんが自分を結婚させていたというありえないオープニング。まわりの人が口々に妻をほめるので、ヒロインがどんな人なのか、出てくるまで妄想が異様に膨らんでしまいます。故郷を捨て、一筋縄でいかない人生を歩んできたヒーローが、自分自身をもう一度見つめなおそうとします。後半、別れたはずの恋人が戻ってきたり、仕事仲間が訪れて意味ありげな視線を送ったり、その場を繕おうとあたふたするヒーローのちょっと情けない姿が彼自身に人間味を添えて、かえって味わいになったように思います。
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